ぐりとぐら | Flippers cafe 図書室

ぐりとぐら

なかがわ りえこ, おおむら ゆりこ
ぐりとぐら

ごぞんじ名作『ぐりとぐら』。出産のお祝いにいただいて約3年、ずーっと本棚にあったんですが、最近やっと、こういうお話絵本に興味を持ち始め、夜、ベッドで読む本の候補に何度かあがるようになりました。


この『ぐりとぐら』が名作たる所以は、間違いなくあれでしょう、あのカステラです。

フライパンいっぱいにふくらんだ、ふわふわの黄色い大きなカステラ。そのページをめくったとたん、バターの香ばしいにおいが漂ってきそうな勢いです。


そのカステラの匂いにつられて集まってきた森の仲間と、みんなで仲良くわけて食べるのですが、よくみると、ライオンやゾウなど、

森にはいないだろ。

って、つっこみたくなるような動物もいます。



『ぐりとぐら』はシリーズがいくつかあるのですが、やっぱりこのカステラの本がナンバー1でしょう。

実は出産祝いにもう一冊セットでいただいたんですが、こちらの本は、最後まで全部聞いた後で

なかがわ りえこ, やまわき ゆりこ
ぐりとぐらとくるりくら

「これ、おもしろくないね。」

と言っていましたから。

その後、リクエストに上がることも無く、必ず

「ぐりとぐらのカステラの方読んで」

と言います。 まぁ好き嫌いもあると思うのですが、ワタシもこっちの方はあんまり面白いと思いませんでした。いかがでしょう?